インドのあたりでは、料理を金属のプレートに盛って出しますが、
このとき必ずプレートの「真ん中」ではなく「端によせて」盛り付けます。
なぜでしょうか?
それは、
「この料理はまだ誰も手をつけていませんよ」
ということを表すためだそうです。
食べる時は、カレーやご飯を中央のほうに持ってきて混ぜながら食べます。
しかし個人的には、ご飯が端に寄って中央が空いているプレートを見ると
「真ん中にこれから何か盛る予定なのかな」
「真ん中あったものがなくなったのかな」
などと思ってしまいます。
これが「育った環境(文化)によって構築される思考パターン」です。
つまり、
太陽系外の惑星を観測しながら
「酸素がないんだから生物なんかいないよな」
「撮影や観測できないんだから生物はいないよな」
と思ってしまうのも仕方がないことなのです。
かりや歯科医院スタッフ りかこ