ただ、人間の拡張や進化というと、「1人で10人分の仕事ができる!」みたいな超人化をイメージする人が多いのですが、私たちが目指すのはそこではありません。量的な拡張や生産性向上を志向するのではなく、QOLをいかに高めるか――。つまり「質的な人間拡張」こそが重要と考えています。
例えば、私たちの研究室で以前、高齢者施設に入居しているおばあちゃんが孫の結婚式に出席できるように、アバターロボットを使ってサポートしたことがあります。また、私たちのプロジェクトの一員である「オリィ研究所」というスタートアップは、重度障がいのある人がアバターロボットを遠隔操作してカフェの店員として働ける「分身ロボットカフェ」を開いています。
日本には、ゲームやアニメ、ゆるキャラといった文化的土壌があるせいか、バーチャルなものを非常に楽観的に受け入れる傾向があります。VR技術も、米国なら特殊技能の訓練に使う、というような有用性を追求する方向に行きがちですが、日本ではかわいい女の子になってみたり、キャラクターと遊んだりする方向に行く。「役に立つ」より「心地いい」「楽しい」を優先したり肯定したりする傾向があるのです。
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人は、衣住食が満たされてヒマになるとやはり社会で働きたくなります。
強制されるといやだと思う労働も、
ヒマが極まるとむしろやりたくなってくるもので、
分身してでも働きたくなります。
アバターロボットを遠隔操作してカフェの店員として働ける「分身ロボットカフェ」はそういうときにも良いですね。
ただ、考えてみれば人間は、みな多かれ少なかれテクノロジーで「超人化」しています。
眼鏡で視力を矯正するのも、パソコンやスマホで情報処理能力を底上げするのも、いわば一種の超人化です。身体拡張は、既にあらゆる人の「自分ごと」になりつつあるのです
私は視力強制しているので「超人」といえますね。
やったー!
かりや歯科医院 スタッフ自称「超人」 ₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎
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